大自然の台所---虫って食べるべき?真の環境問題とは
- Bio Sinfonia
- 2022年10月16日
- 読了時間: 10分
更新日:2024年9月26日
春には春の、夏には夏の。一年を通して、季節の恵みは常にありますが、秋の恵みの豊かさには、いつも感激させられます。
スタートは、タマゴタケあたりでしょうか。

タマゴタケは、こんな感じの「タマゴのうち」に採るのが、特に美味しいです。

むくと、こう。

並べてみると、こう。

採ろうと思えば、こういう日もあります。

野生のキノコは、見分けるのが難しいので、基本は手を出さないのですが、タマゴタケだけは見分けるのが簡単で、なおかつ美味しいです。
そうこうしているうちに、上からイガが降ってくるようになると・・

嬉しい悲鳴ですが、高い所から勢いよくイガが落ちてくるので油断ならないです。
頭に刺さると、本気の悲鳴(絶叫)になってしまうので、帽子が欠かせない季節ですね。

ツヤツヤしていて、本当に美しいです。
さらに、鳥が窓辺に寄ってきて、家の木々の周りでホバリングしながら何かをつつくのを見ると、果実の実りに気づかされます。
こちらはアケビ。

こちらはキウイ。
森の高いところから自然と落ちてきます。

この季節、朝食は天然のフルーツになります。
鳥さんと取り合いになりようがないくらいの十分な量を、自然はいつも用意してくれます。
畑をやれば、畑の収穫物が採れますが、たとえ何も育てていなくとも、山菜や野草、木の実や果実など、大自然は相当な豊かさを私たち生命に提供してくれています。
ただし、この土地も数年前までは、農薬と除草剤まみれの瘦せこけた悲惨な大地だったのです。
さらに、繰り返される野焼きとゴミ焼きによって、土はカチカチに固くなっていました。

「草」を“悪いもの”だと見なして、除草剤をまくか、ゴミと一緒に火をつけて燃やすか・・というのが繰り返されてきた土地だったので、生態系に重要な役割を果たす小さな生き物が、当初はほとんどいませんでした。
その反面、イノシシやハクビシンなどが、畑の作物を狙ってしょっちゅう来ていました。至る所に除草剤がまかれてしまうので、動物たちも安全な食べ物を求めるとなると、彼らも畑のど真ん中にくるしかなかったのでしょう。
でも、人が農薬をまくのをやめ、除草剤をまくのをやめ、余計なことをするのをやめて、自然界の力を信じて待ちながら自然に寄り添って生きていくと、だまっていても自然界はすべてを回復させて、やがて大きな恵みをもたらしてくれるようになります。
イノシシなどの野生動物も、彼ら自身のテリトリーの中で食べ物を得られるようになるので、わざわざ危険を冒して人間の畑に来なくてもよくなります。
人間が余計なことをせず、余計なコントロールをしなければ、自然は本当にうまくできていると思います。
自然は、自然界の秩序でもって、人間が生きて行けるよう悠々と私たちを養ってくれますが、それらをめちゃくちゃにしまうのが、気象操作であったり、空からまかれる有害重金属であったり、大地にまかれる除草剤や農薬などの薬剤であったりします。
さらに、田舎での深刻な環境問題と健康被害が、「個人のゴミ燃やし」です。
プラスチック類はもちろん、何から何まで、様々なタイプのごみを庭や畑でそのまま燃やすという習慣を、日本全国で多くの方々が続けています。
また、除草剤や農薬をかけた農業残渣や草なども、火をつけて燃やしてしまう方々が驚くほどの多数派となっていますから、「日本中の空気に何が舞っているのか?」を考えれば、注目すべきものは決して「花粉」ではないことが分かります。
そして、これらは真の環境問題の一つであり、それぞれの人間が自分で引き起こしている健康被害の大きな原因の一つであるはずです。
都会にお住まいの方には、とても信じられないかも知れませんが、皆さんが普段やっているような、「ゴミ袋にゴミをつめて、指定の日に出す」という、いわゆる「ゴミ出し」を、そもそも行わないお宅がとても多いのです。
これは、「ゴミの分別がどうのこうの‥」というレベルの話ではありません。
地域によっては、かなり深刻な大気汚染と健康被害の根本原因となっています。
なので、もし今、田舎暮らしを夢見ている方であれば、自分が住みたいと思っている地域のゴミ事情を、きちんとリサーチしてから移住されることをおすすめします。
(表向きのゴミ事情ではなく、リアルなゴミ事情です)
私の住む市町村では、本当に多くの人々が、個人の敷地で家庭ごみや粗大ごみや草を燃やしますし、私の住む集落では、私の家を除いたすべてのお宅が、そのようなごみ処理の方法を行っています。
プラスチックでも、薬剤のボトルでも、何でもその場で燃やしてしまいますので、年間を通してのトータルの大気汚染量はすさまじいものです。
そのような有害な煙を日常的に自分で吸ったり、他人に吸わせたりして、皆でガンになったり、突然死したりしていますが、そんな自分の足元にある根本的な理由には目を向けない代わりに、「砂糖が悪い、小麦が悪い、コレステロールが悪い、野菜に含まれる○○という成分が悪い・・」などなどの、作られた「身代わりの仮想悪」ばかりを追いかけるように仕向けられてしまいます。
ケムトレイルは、個人の力ではどうしようもありませんが、「自分が大気を汚染する活動」は、個人の意思でやめられるものです。
実は、この大気汚染の問題に関しては、私個人的には何年もかけて解決策のプロジェクトを提案しながら頑張ってきました。しかし、「市民の利益を考える」という立派なお題目を掲げている市も県も第三セクターも・・いくら最高の解決策やプロジェクトがあっても、彼らは何かを変える気が、そもそも無いのです。それがたとえ、自分たちの仕事量が減るとか、市民が喜んで支持してくれるとか、予算が全くかからないとか、環境にも健康にも良いとか、驚くほど簡単にできるとか、そんな数々のメリットがあったところで、「やる気が存在しない」というのが実際の答えであり、私自身も心底驚愕して打ちのめされた部分でもあります。
どんなに差し迫った『切実な命の問題』でも、つまるところ「関係がない」のです。
「人として、何かが狂ってしまっている」―・・と、個人的には人生で最も驚愕させられたことの一つでもあります。
なので、そういう意味では、この動画でDr.アンドリュー・カウフマンたちが、「政治家や行政に働きかけるのは無意味なんです」と、落ち着いたトーンで言っていることの真の意味を、私も本当に痛感し終わっています。
この手の事実に関しては、なにも最初から諦めているわけではなく、やることを全てやって、最終的に辿り着く答えが「それ」であり、心の底から自然に出てくる言葉なのだと思います。
悲しいですけれど、実際に実践して、行くところまで行って得られる答えが、それでしかないのです。
行政の方々に理解しやすいプレゼンテーションを行い、人として落ち着いたあたたかいトーンで歩み寄っても、(さらには相手がその内容をたとえ理解したとしても・・)、基本的に、そんなことは「何も関係ない」のです。
彼らは、まるで「人がどんどん死んでいっても構わないですよ」と、穏やかに言う温和なロボットさんのようであるか、あるいは、どんな問題にも同じセリフを繰り返す、血が通っていないオウム型のロボットさんのようであるか・・。
いずれにしても。
あらゆる社会問題に対しては、権力を持った誰かに頼ったり、有名人に訴えかけるという方法は、私個人としては、もはやかなり望みが薄く、あまりにも無駄であると感じています。
本当に大切なことは、それぞれの『個人の力』だと思っています。
個人の生き方、個人の考え、個人の知識の質、個人の意識レベルが、世界の在り方を変えるのです。
決して大規模でなくとも、『あなた個人』という、一人が変われば、少なくともあなたの世界は変わり、あなたの人生は一新されます。
なので、私自身は、こうして地道ではありますが、個人個人のみなさんと一緒に学んでいけるような動画を翻訳したり、文章をアップしたり、思うことをその都度やっていくことで、共感していただける皆さんと共に、パラレルな世界を見据えていければいいなと願っています。
さて。
前置きが、前置きとは呼べないほど長くなってしまいましたが(笑)、今回は、上記のような真の環境問題ではなく、見せかけでインチキばかりの環境問題の流行に、一石を投じる動画です👇
「セレブがやり始めると、やがて一般人もSNSで右にならう」というパターンがありますが、こんなところで大人が騙されている場合ではありません。
子どもたちを洗脳から守るために、大人が正しい見識を持って、自分の頭で疑問を持ち、根本的なことを考えられるような意識の土壌を育てていくことが大切だと思います。
そして何より、大人である自分が、「自分の気持ち」や「自分の感覚」や「自分の考え」を、純粋に大切にする必要があります。
自分自身の内側に湧き上がる真実に対して、誰よりも自分がそれを一番大切にすること。
それを、リアルタイムで他人や誰かに共感してもらえるかどうか?は、重要なことではありません。
自分の外側に賛同者がいるかどうか?は、自分が自分を認める上では、本来なにも関係がないことです。
安心して、自分で自分を受け入れて、自分の感覚や気持ちを心から大切にする必要があります。
そうでないと、「自分が、自分を持っていない」ということになってしまいます。
自分を持っていないと、何かにつけ無意識に、有名人やセレブが宣伝している「流行」や「善行」を見習ってしまうことになります。
うっかり間違えて、「ニセの環境問題を訴える操り人形」を、崇拝してしまう可能性もあります。
とんでもない極悪人を、間違えて尊敬してしまうことさえ、ザラになってしまいます。
そうなると、やがて
「セレブが尿を飲んでいたので、自分も尿を飲んでみた‥!」という絵ずらになっても、あまり違和感を抱けないコピーロボットになってしまう可能性があります。
今のところは、尿ではないですが。
それでも、これまでの歴史上、私たちは自ら進んで様々なタイプの良くないものや毒物を摂取するよう信じ込まされ、すでに尿よりもずっと悪いものを十分に飲まされていると言っても過言ではない道を歩んできたと思います。
虫さんたちは、本当に素敵な地球の仲間ではありますが、自分がそれを食べることで、地球を守れると思うのは、お門違いなお話になってしまいます。
もちろん、虫を食べたい人が自由に食べるのはよいことで、その人にとっての素敵な何かがあるのかも知れませんが、ただし、それを間違った「環境論」や「栄養学」と抱き合わせにして布教したり、無垢な子どもに虚偽の情報を注入して洗脳していくとしたら、それは完全に路線を履き違えた『危ない何か』になってしまいます。単なるグローバリストの宣伝マンでしかない、操り人形になってしまいます。
テレビやネットの中の様々なレイヤーに存在する「代弁者たち」の台本やパフォーマンスを追いかけるのをやめて、自分自身の目や耳を使って、自然界のリアルに心をひらくこと。
きっとそこにこそ、あなたを目覚めさせてくれる、あなたを本当に納得させてくれる、あなただけの答えが詰まっているのだと思います。

あなたにとっての素敵な学びの秋を、そしてもちろん、楽しい食欲の秋を謳歌できますように!
今回もお読みくださり、ありがとうございました。
2022年10月 Bio Sinfonia
【追伸】
ゴミ焼き、野焼き問題に困ってらっしゃる行政の担当者様や、自分の市や町の環境を本当に改革したいと思っているご担当者様がいらっしゃいましたら、どうぞご連絡ください。解決策となるプロジェクトの企画資料をお送りすることができます。分からない点があれば、レクチャーいたします。日本全国どこでも使えて、基本的にほとんど予算はかからないか、かなり低予算で実践できるプロジェクトになります。大きなマンパワーなども特に必要ありません。

この活動を応援していただけましたら、とても嬉しく、励みになります!