あなたは「それ」にどんなイメージを持っていますか?
この季節、道を歩けば、あちこちで例の噂が聞こえてきます。
「あいつのせいで・・」
「嫌なやつだ」
「ほんと腹立つわ」
そんな風に叩かれている、悪名高いあのお方。
花粉さん。
私は、物心ついた時から、ひどい花粉症でした。
20代のころは、そんな体質を利用して「花粉症の治験」に参加し、高額な謝礼金も頂いていました。
ある時の治験では、始まる前に「金子さんだけ、ちょっと来てください」と別室に呼ばれ、担当の女医さんにこんな話をされたことがありました。
★・・・・・・★
医師:「金子さん。あのね~、やめていいよ!」
私:「はい・・??」
医師:「辛いでしょう~?もう治験なんかやってる場合じゃないでしょ~」
私:「え~・・、そうですかね??」
医師:「だってこの結果は、治療しないと日常生活が辛いでしょう~」
私:「そうなんですかね‥?昔からこんな感じなので・・秋も花粉症ですし、一年じゅう鼻炎ですし。」
医師:「あのねぇ~!金子さんよりずーっと軽い人がフツーに病院で治療してるのよ~!あなた参加者の中で、ダントツぶっちぎりなのよ~!本当に治療しなくていいのぉ~?」
私:「そういう発想は・・ないですね」
医師:「はァ~、そうなんだ~・・・アタシだったら絶対ムリッ!(笑)」
★・・・・・・★
と、こんなやりとりがありました。
その治験では、100名以上の参加者がいらしたようですが、確かに私は自然体でぶっちぎっていたようです。
あれから十数年の月日が経ち・・・
私は「化学物質過敏症」のケアに取り組むうちに、そんな花粉症が、スーっと消えてなくなってしまったのです。
何の薬も使わずに。
臨床的には、3シーズン症状が出ない場合に「治癒」と呼ぶらしいですが、私は花粉症とお別れして、今年で「9シーズン」になります。
この清々しい喜びを、みなさんと分かち合いたく、私は春になると毎年【花粉症をやめる秘訣】を、一つずつ書いてしまいます。
★==========
花粉症の記事はこちらのカテゴリー↓
==========★
2018年は、その中でも見落としがちな「ある秘訣」をお伝えしたいと思います。
お金をかけず、
薬や道具も使わずに、
人によっては今すぐできること
それは・・・
↓ ↓ ↓
「花粉を愛すること」
みなさんは、花粉に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
テレビのテロップに流れる、”ネガティブなイメージ”を、そのままもらっていませんか?
確かに、
春になれば、たくさんの花粉が舞うことでしょう。
けれども、
花粉以上に、いろんなものが舞っているわけです。
物事のどんな側面を感じ、何をどれだけ深く理解していくか?は、すべて自分自身で選ぶことが出来ます。
それによって、人生で見えてくる景色や、起きてくる現実か変わってきます。
アスファルトだらけの街では、花粉が土に浸透していかないため、風が吹くたび・車が通るたび、花粉が繰り返し舞い上がってしまう―・・・
確かに、「スギやヒノキ」を植えたのは人間かも知れませんが、土をけずって「道路」にしたのも人間です。
道路に対してはイヤな気はしないのに、視界にすら入らないほど遠くにある木に対して
「あの人工的な森が・・!」
と、多くの方が口をそろえて言われるようになったのは、なぜなのでしょうか?
今、本当にたくさんの人たちが、24時間・手ぶらで花粉を持ち歩いています。
その方法とは、柔軟剤等をはじめとした”接着作用”のある化学物質を身にまとうことで、体から花粉がピッタリくっついて離れないよう、密着させておくテクニックです。
意識という宝物を授かった私たち人間には、自ら進んで花粉を引き寄せながらも、「あぁ、花粉ってイヤだ・・」とイヤがる自由が与えられています。
そして、道を歩きながら、すれ違いざまに無料でティッシュをお配りするかの如く、周囲のみなさんにも「花粉」と「化学物質」とをセットにしてお配りする自由が与えられています。
花粉は、悪ではありません。
「悪かどうか?」を決められる選択肢を、自分自身が自分の細胞レベルで持っているというだけです。
花粉とは、ただひたすら、地球の「命」。
想像もつかないほどの、さまざまな命のバランス&アンバランスが、この地球を生かし、あなたの命を今日も生かしてくれています。
あなたも、地球の命です。
命を嫌悪する必要はありません。
あなたが嫌悪し、意識の中で【戦っている相手】と和解することができた時、あなたの細胞の中の”小さな戦士たち”は「わかった、もう戦う必要はないんだね」と、自分のむき出しの敵意を、そっと手放すことが出来ます。
あなたの意識の中にある、「精神的なアレルギー反応」を終息させ、「肉体的なアレルギー」を大きな愛で包み込んであげることが出来る時、あなたの肉体の生命力は、最も優れたパフォーマンスを発揮することが出来るのです。
今年は「花粉という存在」を通して、自分自身を知り、自分の愛を試され・深めてみてはいかがですか?
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
Love,
with all my heart. ---Bio Sinfonia