虹色のオーラ使いになるために【vol.8】
- Bio Sinfonia
- 2017年1月17日
- 読了時間: 5分

人には、それぞれ、「オーラ」があります。
そして、そんな「オーラの感じ方」というのも、人それぞれです。
「何だかあの人、キラキラしてるね」
と、そんな風に感じる時。
「澄んだ泉のように心が綺麗な人って、いるんだね」
・・と、表現できてしまうその感じ。
「あの人、大丈夫かな?死神にとりつかれたようなゾンビ感‥」
と、理屈ではないイメージを抱いてしまう時。
オーラとは、
「あなた」という個性的な意識生命体でもって、誰かや何かを『スキャン』した時に見えてくる、+αの景色のこと―‥
ただし、正しいオーラを見るためには、凝り固まった“自我”を消して、『ありのままのその人』を見なければなりません。
そうでないと、ただの妄想や幻想、おそろしい偏見になってしまいます。
中には、体の周りに色や光、モヤや粒々などが見える方もいらっしゃいますが、「見える見えない・感じる感じない」に関わらず、鳥も猫も、人間も石も、あらゆる存在が持っているものです。
人は、心を損傷すると、このオーラも損傷します。
心が歪めば、オーラも歪む・・
そうすると人は、望ましくないオーラを調整しようと、無意識に試行錯誤します。
たとえば、怒りのような赤々としたエネルギーを内に秘めたまま、それをくすぶらせている時・・・人は、そのはけ口を必要とし、表現せずにはいられなくなります。
こうしたエネルギーが、創造的な方面に向かえば、音楽や絵画・モノ作りなどの芸術として表現され、破壊的な方面に向かえば、人やモノにヤツ当たりしたり、暴言を吐いたりなどの行為となって現れたりします。
そのような幅広い表現方法の1つとして存在するのが、「髪の色を変える」こと。
派手すぎないブラウン系から、明るいオレンジ系、金髪・銀髪、赤・青・緑・・様々です。
心をリセットするように脱色し、欲しいオーラを注入するように、着色することができます。
しかしこの、化学合成による髪の「脱色・着色」には、難点があります。
パーソナルな難点としては、
「この間まで赤の気分だったけれど、今日はブルーの気分‥」
という時に、融通が利かないのです。
「ブルーで、聡明な気持ち」のときも、赤。
「グリーンで、ピースフルな気持ち」のときも、赤。
「赤はもういいな」とイラ立つ時、オーラの中にも赤いエネルギーが“過多”になっていきます。
次に、地球的な難点としては、「著しく環境を汚染すること」です。
強烈な化学薬品は、 浄水場の処理能力を超え、川や海にそなわる自浄能力をも超え、環境ホルモンとしていつまでも地球に響き続けます。
これらの薬品が、それを扱う人たちの皮膚や粘膜を痛めることはよく知られていますが、化学物質過敏症などの体質の方々は、髪を加工した人が周辺を横切っただけでも、ひどく体調を崩してしまうほど。これは、健康体の方にとっては、想像を絶する苦しみです。
・・であるわけだから、
もちろん、髪や頭皮に薬剤を付着させている“ご自身”にとっても、「体によくない」という理屈が通りそうですが・・
話は、そんなに単純ではありません。
むしろ、ご自身にとっては、心身の両面にとってプラスに働くことばかりです。
「その色に染めたい」
「そんな自分でありたい」
という『欲求を実現する』だけで、その人のストレスレベルは下がり、生きるモチベーションは上がり、喜びホルモンで満たされ、免疫力が上がるのです。
だから総じて、「心身によい」ということにも、なり得ます。
「自分の心が、本当に望んでやっている選択」は、ちゃんと自分を満たしてくれます。
それが、他の生命にとって、どんなに破壊的な行為であったとしても。
だから時には、それもいいかも知れません。
そんな行為が、自分にとってすごく必要な時も、あるかも知れません。
若い人は、むしろそこを通って来る必要があるのかも知れません。
だけど、「いい大人になったのに、いつまでもそれをやっていてどうする?」という、そろそろそういう状況にもなってきました。
大企業が流す汚染水は、記事にされ、誰かが騒いでくれるおかげで、たやすく認識することができます。
けれども、
自分個人が流す汚染水は、自分自身の感性でもって、深く気づいていかない限り、「自分にとって、ないも同然」です。
薬剤によるオーラ作りは、命や環境をひどく傷つけてしまいます。
それに実際、融通が効きません。
そんなオーラ作りに「そろそろ飽きた」と思い至った時、無限のクリエイティビティに出会う方法が、自分の内面から「リアルなオーラ」を放っていくこと。
その時その時、瞬間瞬間で、
自由自在にまとい、自由自在に実現していくことができます。
この方法は、水や大地を汚すことはありません。
さまざまな命を、おとしめることはありません。
リアルなオーラは、見る人によって、虹の輝きや、踊る光のように見えます。
淡い紫や、優しいグリーンのように見えます。
大地の女神や、風の勇者を彷彿とさせ、太陽の光に励まされたような気持ちになります。

もしも、自分の子どもが頭を薬剤漬けにしたなら、それを注意するよりも、「どうしてそんな色にしたのかな?」と心に寄り添うことの方が、ずっと大切です。
そして、そんな子どもたちが通る、“自己探求”の紆余曲折も、
「大丈夫だよ。わたしたち大人は、こんなにも地球を大切にしてるんだから、
あなたが少しくらい羽目を外したって、いくらでも挽回はきくよ」
と、安心させてあげられるような地球をつくりたい。
さまざまな準備の出来た、大人のみなさんは、
自分のできうる選択でもって、命や環境を大切にする力を、自分の中で育てていきませんか。
自分の姿勢、
自分の生き方でもって、
内側から自在に輝き、その背中を見せながら生きていけるように。
あなたも、そんな虹色の『オーラ使い』になってみませんか?

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お読みくださり誠にありがとうございます。
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