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健やかな味覚のために、できること【vol.5】


「自分の感受性を大切にして、食べたいものをたべる」 これは、シンプルで洗練された健康法のひとつです。 人にはそれぞれ、様々な理由で「好きなもの」と「嫌いなもの」があり、「苦手なもの」と「得意なもの」があり、「合うもの」と「合わない」ものがあります。 その上、体は「いつも同じ状態」ではありません。 ちょっと疲れていたり、ちょっと固くなっていたり。 元気な時もあれば、全然そうじゃない時もある。 これが、私たちの『自然』です。 そんな独特かつ、複雑なバランス(またはアンバランス)を、一瞬にして感知し、その時その時の最善の答えを出してくれるのが、わたしたちの固有の『感受性』です。

けれども、

そんな『感受性』に、何らかのトラブルが起きている場合、まるでパソコンに「バグ」が発生するかのように、おかしなエラーが現れることがあります。 「なぜか、毎日ポテチを食べないと気が済まない・・」 というのは、分かりやすいエラーですが、ここまで極端でなくとも、現代に生きている限り、私たちの感受性には時々、様々なタイプのバグが現れ、結果的にエラーを引き起こすことがあります。

そんな様々な「味覚のエラー」を修復するためにも、私たちが簡単に出来る、シンプルな対処法があります。

それは・・・

<口の中に石油をつっこむのを、やめること>

一般的な歯磨き剤は、石油系の「合成界面活性剤」が主成分で、副成分や添加物も、石油由来です。 石油系の歯磨き剤は、口内の「味蕾細胞」(みらいさいぼう:味を感じ取る小さな器官)を破壊し、あらゆる麻痺を助長させてしまいます。 口内にとって「善い菌」であろうとも何であろうとも、菌の良し悪しに関係なく生命力が破壊されてしまうので、虫歯になりやすい虚弱な口内環境が作られてしまいます。

また、口の中の「舌下」(ぜっか:舌の下)という部位は、とても繊細なところ。 舌下から吸収される成分は、わずか数秒~数分ほどで、脳および各器官に行き渡り、解毒システムを経由しないまま、直接的に吸収されてしまいます。

今の時代は、一昔前と違って、自然な歯磨き粉が手に入りやすくなり、種類も豊富になってきました。 お値段は、石油系の歯磨き粉よりはちょっと高いですけれど、その使用量は3~5分の1程度でもOKなので、実はとても経済的だったりします。 虫歯も本質的に予防でき、心身の健康も守られ、地球の自然環境にとっても負荷の少ないハミガキ粉を選ぶことは、とても豊かな選択と言えます。

(手作りが好きな方は、自然素材の手作り歯磨き粉を楽しむのもいいですね。)

口の中の小さな細胞たちは、人生に大きな影響を与えてくれるパートナー。

自分をいたわるためにも、まずは“味覚の受信システム”を大切にするところから、始めてみてはいかがでしょうか。

美味しいものを、「ほんとうに美味しい」と感じられる喜びは、ダイナミックな生の感動へと直結します。 -------------------------------- お読みくださり、ありがとうございます。 心からの感謝を込めて。 --------------- love&gratitude----


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