愛する家族に、ネオニコチノイド?
- Bio Sinfonia
- 2018年8月21日
- 読了時間: 4分
更新日:2月5日

最近、無料の動画サイトを見ていると、あまりにも可愛いワンちゃん・ネコちゃんのCMが流れてきます。
「可愛いな~」
と、ほっこり眺めていると・・・
ペットの「マダニ駆除剤」のコマーシャルだったりします。
『ミツバチの大量死』を招いているこの成分が、ワンちゃん・ネコちゃんにとって「安全性が高い」と謳われてしまうのは、一体どういうことなのでしょうか?
ネオニコチノイド系農薬は、あらゆる危険性のため、ヨーロッパ各地では大急ぎで使用禁止の流れに向かいましたが、日本では逆に規制がゆるくなり、消費が加速されてしまいました。
日本の市場では、「農業」の分野に使われるだけでなく、
・ペットの虫よけ
・ガーデニング用の薬剤
・コバエよけ
・ゴキブリ駆除剤
などにも使われていて、誰でも気軽にその辺で買うことができてしまいます。
☆参考商品としては、以下のリンクが分かりやすいですが↓
こちらに載っていない物もあるので、文末に私のまとめも添付いたします。
※2022追記:久しぶりにリンクを見たら記事が削除されていました。見れませんので文末をご参照ください!
ワンちゃん・ネコちゃんは、地面に近いところを歩くため、人間よりもマダニが付きやすいですが、その日その日で体をなでてあげて、何か付いていないかチェックし、もしマダニがついていたら、ピンセットで取り除いてあげることができます。

大切な家族に、あらかじめ薬剤をつけておかなくても、かまれたら噛まれた時の対処をすれば、物事はとてもシンプル。
逆に、薬剤だけをつけて、マダニを取ってあげない・・というのは、本末転倒です。
いくら体に薬剤をつけておいたところで、ダニにかまれる時は、かまれてしまいます。
それが、「ダニ」という生命の強さでもあります。
一方、大切な家族をなでてあげてスキンシップをしながら、ダニがいたらピンセットで取ってあげることは、われわれ人間の強さです。
愛する家族をなでなでしながら体をチェックして、もし何かが付いていたら、取ってあげるー・・
全身全霊で愛を送り続けてくれる家族に対して、人間がお返しできる、最高の愛情のカタチなのではないでしょうか。

もしも、ご家族のワンちゃん・ネコちゃんが
「なんだか元気がないな・・」
「イライラしてるな・・不安定だな・・」
・・と感じたなら、【ダニ・ノミ駆除剤】などを使っていなかったか?を、チェックされてみてはいかがでしょう?
農林水産省のリンクから色々と辿っていくと、「副作用情報」というページを閲覧することが出来ます。
副作用の例を見てみますと・・・
「イミダクロプリド」が成分の商品(ネオニコチノイド系)では、【脱毛、元気消失、半日嘔吐、全身掻痒感、腹部が赤くなる、チアノーゼ、死亡】・・などの副作用が報告されています。
このような急性症状は分かりやすい例ですが、少しずつ衰弱しながら徐々に弱っていくケースや、
じわじわと臓器が蝕まれていくケースなどは、飼い主様が「それ」と「これ」との因果関係に気づくことさえ、とても難しいかも知れません。
酷暑の中、毛皮をまとったワンちゃんたちは、人間よりもずっとずっと暑さに弱いと言われています。
その理由は、人間のように汗を出せる「汗腺」を持っていないからでもあります(※)。このような「汗腺がない」ということは、つまり『有害な化学物質を汗腺から排出することが、非常にむずかしい』ということでもあります。
(※)人間が全身に持っているタイプの汗腺(エクリン汗腺)は、ワンちゃんの体だと肉球周辺にしかありません。ワンちゃんの体表にあるのは、体温調節の働きはあまりしないタイプの汗腺(アポクリン腺)です。
ワンちゃんは夏の暑い時期や、体調が悪い時には、口からよだれをたらし気味になり、ハアハアと激しく息をきらすようになるのは、彼らの持つ主なデトックスのルートは、肛門や尿管を除けば「口から熱や毒素を逃がす」という方法に大きく頼らざるを得ないからです。
そんなワンちゃんだからこそ、私たち人間が、愛する家族をちゃんと気遣ってあげたいですね。
(もちろん動物だけでなく、神経毒グッズをやめていただけると「化学物質過敏症」の人間の方々も、たいへん救われるという現実があります。ご協力いただけたらとても嬉しいです。)
それでは以下、ご参考ください。
===商品名====
<ネオニコチノイド系>
・アドバンテージ(成分:イミダクロプリド)
・フォートレオン(成分:イミダクロプリド)
<フェニルピラゾール系(※)>
・フロントライン(成分:フィプロニル)
・マイフリーガード(成分:フィプロニル)
・プラク‐ティック(成分:ピリプロール)
※・・「シロアリ駆除剤」や「ゴキブリ駆除剤」と同様の成分。
フランスではミツバチの大量死の原因として、2004年に販売禁止になっています。
ネオニコチノイドと同様、浸透性の殺虫剤です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
心より感謝を込めて。
---Bio Sinfonia---