カビの世界
- Bio Sinfonia
- 2016年3月20日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年10月6日

地球には、あまりにも美しい生き方をする生命が、数多く存在しています。
なかでも、最も美しい生き方をする存在のひとつが、「カビ」などの菌類ではないでしょうか。
鳥やうさぎ、蝶やタンポポ、葉っぱや枯れ木が、死んだあとに最終的に「元素」という大地の栄養に回帰していけるのも、小さな彼らの存在があってこそです。
形あるものは、彼らの働きによって分解され、形を失うことができ、『おわり』と『はじまり』が溶けあう壮大な原点へと還っていくことができます。
森の中で、枯れ枝を集めていると、ときどき息をのむような美しいカビさんとの出会いがあります。
写真の枝は、まるでパールピンクのペンキを塗りたくったように見えますが、100%天然のカビカラーです。
写真では分かりにくいですが、キラキラとラメが入ったような輝きがあります。

他にも、オレンジ色や、ターコイズブルー、ペンキのように白いもの、さらには幾何学模様のものまで、いろいろあります。


自然が生み出した、2つとない芸術作品。
美しすぎて、ついつい飾ってしまいます。