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どうして商品販売なの?
私が情報発信をする上で大切にしていることは、自分の本質にあるものに対してブレずに誠実であり続けるということです。
「リアリストのためのセルフケア通信」をはじめ、Bio Sinfoniaで発信してきたことの根底にあるものは、この活動を始めた12年以上も前から、今でも何も変わっていません。
こうした延長線上で、2020年以降ウイルス関連の情報発信をするようになると、時々「この人の動画をやってください」や「この問題を取り上げてください」といったご要望をいただく機会にも触れるようになりました。しかし、それらが自分の本質にマッチすることはなかなかなく、むしろ偽情報だったり、ミスリードのために仕掛けられているフェイク情報であることが気になりました。
その時に思ったのは、このようなリクエストをいただいたとしても、コメントやメールという形なら、「私にはできないので、ごめんなさいね」と丁重にお断りして自分の胸が痛んで終了となりますが、ここにもし金銭の授受が絡んできたら‥?寄付や投げ銭といったお金が絡んできたら‥?と想像すると、「これはちょっと危ないのかもしれない」と懸念するようになりました。
寄付や投げ銭と一緒に「これを翻訳してください」「このテーマに取り組んでください」とメッセージが来たら?・・そうなったとしたら、私はそういったリクエストにはお応えできませんし、それに伴うお金を受け取ることも心苦しくてできないです。SNS系のデジタルシステムから自動的に送られてくる金銭に対して、たとえ100円でも、良心の呵責から受け取ることを避けたいと思いますし、できることなら返金手続きをすると思います。
「もっとこうして欲しい」や「コレをやって欲しい」など、純粋に自分の気持ちから要望をお送りくださる方々がいらっしゃるだけでなく、情報発信者を偽情報へと誘導するために寄付を利用して魂を買収する手法があることにも気づいていました。
現に、寄付で活動する投稿者の中には、見事なまでの「偽情報の発信源」になっているケースも見受けられます。「匿名の寄付」や「ハンドルネームによる投げ銭」を募ることは、場合によってはセンセーショナルな偽情報に振り回される末路になりやすいという観点は、今回の偽パンデミック中に実感したことのひとつです。YouTubeやnoteなどに付随するデジタル機能による寄付や投げ銭といった便利なツールも、ある意味、個人の精神性を少額のお金で誘導できるポテンシャルを秘めています。
そしてこれは、非営利団体やNGOの活動指針や活動内容が、寄付をしてくれる「謎の人物」によって左右されてしまうのとそっくりの縮図でもあります。
寄付という形をトリガーとして、個人のことも内側から心理的に操れる「個人メディア時代」になったのだなと実感しました。
今の時代、当の本人にさえ自覚させないまま、その人の意識を買収することは、こんなにも簡単な時代になってしまったのだと感じました。
加えて、たとえ寄付や投げ銭が「悪意」や「作為」のない善意のものであっても、偽情報に傾倒されている方々からの寄付を伴う熱烈なメッセージやリクエストは、情報発信する際の姿勢に強い影響を与える可能性が高いです。
このようなカオスを目の当たりにし、私が心に決めたことは、偽パンデミックにおける情報発信の活動において、「私は寄付はもらわない」ということ。
お金によって、自分の発信内容を変えたりしない。
寄付者の意見によって、自分の行動を決めたりしない、変えたりしない。
投げ銭によって、取り上げるテーマを微妙に変えたり、左右されたりしない。
そう決めたのです。
そんなことは、間違っても起きてはいけないと思いました。
それは、私が自分自身に誠実でいるために最も大切なことであると同時に、私が出会ったことのない、でも私が本当に一番届けたい!と願っている人たち、おそらく今これを純粋な気持ちで読んでくださっている方々や、以前より「リアリストのためのセルフケア通信」を読んでくださっている読者の方の心に対して「届けたいものを届ける」ために、最も大切な核心であり、一つの指標でもあるのだろうと気づきました。
そのように考えていった時に、私がこの活動を続けていくためにサポートを募る方法は、「商品の販売」がベストな方法だという答えに辿りつきました。サポートしてくださる方に対するお礼が、真心を込めた「商品」という形でできる上に、しっかり自分の活動の助けにも繋がり、最高の方法だと思いました。将来的には、体にやさしいハンドメイドの木工品なども販売したいと思っています。
実際にやってみて本当に驚いたことは、商品を購入して下さる方の大半が、意見やリクエストを寄せるのではなく、純粋なお礼や正直な気持ちを伝えてくださることです。驚くほどの人格者ばかり、とても心の美しい方ばかりです。
そして、ほとんどの方が、まるでメールのやりとりを一通でも少なくしようとして気遣ってくださっているかのように、とても控えめながらも私の活動を熱く静かに応援してくださっている様子や共感してくださっている感じが、すべての所作から伝わってくることです。本当はもっともっと言いたいことが山ほどあるかもしれないのに、ご購入下さる方のほとんどが、そのような方ばかりだということに、本当に胸を打たれ続けています。
日本全国、津々浦々、それぞれ別の人生を生きている人たちだけれど、きっとみんなで集まったなら素晴らしい村が出来てしまいそうな、そんな特別な精神性を感じます。日本全国にこのような方たちが存在してくださっているのは、この上ない地球の宝だと感じて、感謝でいっぱいになります。
商品を発送する際には、あたたかいご支援に心からの感謝を込めて、そしてご購入くださった方が、今この地球に存在してくださっている奇跡に対して感謝と敬意を込めて、手書きのメッセージを添えて発送させていただいております。
Moonのお店屋さんが、寄付ではなく商品販売を選んでいる理由は、主にこのような思いからです。
まだまだ、たくさんの至らない部分があるかと思いますが、今後とも精一杯がんばりますので、どうぞ末永く見守っていただけましたら、本当に嬉しく、ありがたい限りです。
Moonのお店屋さん 店主
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